近年、新たな投資先のひとつとして話題となっているNFT市場。
しかし「NFTが気になってはいるけどなんだか難しそう・・・」と、一歩が踏み込めない方も多いのではないでしょうか。

今回はコインチェックでNFTマーケットを始める方法を解説します!
今回は、コインチェックでNFTを初めて買う初心者の方に向けて、NFTマーケットの始め方を詳しく解説します。
この記事の内容
Coincheck NFT(β版)に必要なもの
Coincheck NFT(β版)を始める方法
Coincheck NFT(β版)を始める際の注意点
さらに、NFTマーケットを利用する際に注意してほしいポイントもご紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
コインチェックのNFTマーケット(Coincheck NFT(β版))に必要なもの
コインチェックでNFTを売買するには「NFTマーケットプレイス(Coincheck NFT(β版))」を利用する必要があります。
NFTマーケットを利用するには、
- コインチェックの口座(取引アカウント)
- メタマスク(ソフトウェアウォレット)
が必要になりますので、あらかじめ準備しておくとスムーズです。
コインチェックの口座(取引アカウント)
コインチェックの口座開設がまだできていない方は、まずは公式サイトから口座を作りアカウント作成を行います。
ステップ1:公式サイトへアクセスする
コインチェック公式サイトへアクセスします。

「会員登録」をクリックしてコインチェック会員登録画面を開きます。
ステップ2:メールアドレスとパスワードを設定する

メールアドレスとパスワードを入力します。
「私はロボットではありません」にチェックを入れ、「会員登録」をクリックします。

入力したメールアドレス宛に上記のようなメールが届きます。
赤枠内のリンクをクリックすれば、アカウントの登録が完了します!
ステップ3:電話番号認証をする
次に、電話番号認証を行います。

左のメニューにある「人のマーク」→「電話番号認証」の順にクリックし、電話番号を入力して「SMSを送信する」をクリックします。
入力した電話番号宛(スマートフォン)に認証コードが送られるので、それを入力し認証して下さい。
ステップ4:本人確認書類を提出する
ここからは、本人確認を行います。

「本人確認書類を提出する」をクリックします。

各項目をチェックし確認したら、「各種重要事項に同意、承諾してサービスを利用する」をクリックします。

ここからは、「コインチェックアプリ」をスマホでインストールすると楽に行うことができます。
アプリの「かんたん本人確認」から、指示に従って以下の項目を設定していきます。
- 必要情報を入力
- 本人確認書類を撮影
- 顔と本人確認書類を一緒に撮影
意撮影の読み込みが上手くいかない場合があるので、明るさを変える・前髪をあげる・違う書類を使う等々、工夫してみると上手くいくかもです!!
ちなみに、本人確認書類として使える書類は以下の通りです。
本人確認書類として使えるもの
- 運転免許証(表面と裏面)
- パスポート(「顔写真ページ」と「住所記載ページ」)
- 在留カード(表面と裏面)
- 特別永住者証明書(表面と裏面)
- 運転経歴証明書(表面と裏面。交付年月日が2012年4月1日以降のもの)
- 住民基本台帳カード(表面と裏面)
- 個人番号カード(表面のみ、裏面は提出不要) ※「通知カード(写真なし)」は本人確認書類としては利用不可。
ステップ5:2段階認証を設定する
2段階認証は安全のため原則やっておきましょう。
※認証アプリをインストールしていない方は、スマホで前もってインストールしておきましょう!!

「設定マーク」→「2段階認証」→「設定する」という順にクリックし、2段階認証の設定を開始します。
2段階認証に関するメールがコインチェックから送られてくるので、赤枠内のリンクをクリックします。
では、実際に2段階認証を行なっていきます。
「認証アプリで、QRコードを読み取る」⇒「認証アプリで出力された数字を入力する」
これでで、2段階認証の設定は完了です!
口座開設は、無料でできますのでNFTを利用してみたいと思ったタイミングに作成しておくといいかもしれませんね!
メタマスク(ソフトウェアウォレット)
NFTを利用するために「メタマスク」を用意しましょう。
メタマスクには、PCで利用できるブラウザ版(デスクトップウォレット)とスマホから利用できるアプリ版(モバイルウォレット)に分けられます。
それぞれのインストール、設定方法についてご紹介します。
メタマスク(ブラウザ版)
メタマスクをインストール、設定方法(ブラウザ版)
メタマスクに対応しているブラウザは、
- Google Chrome
- Firefox
- Brave
- Edge
- Opera
この5種類です。
ここでは、Google Chromeの拡張機能にメタマスクを追加していきます。
まず、こちらからメタマスク(Metamask)公式ページにアクセスします。

「Download」→「Install MetaMask for Chrome」をクリックします。(Chromeの設定によっては日本語で表示されている場合もあります。)

Chromeウェブストアが開くので、赤枠内にある「Chromeに追加」をクリックします。

確認ダイアログボックス画面が出てくるので、赤枠内の「拡張機能を追加」をクリックして下さい。

次にメタマスク内でのアカウントの作成を行っていきます。
画面上にある「開始」をクリックします。

メタマスクに新しくウォレットを作成するので「ウォレットの作成」をクリックします。

「同意します」をクリックして次に進みます。

メタマスクウォレットのパスワード(最低8文字)を作成します。

次に「シークレットリカバリーフレーズ」についての説明動画が流れるので、視聴が完了したら「次へ」をクリックします。

鍵のマークをクリックすると、12個の英単語が羅列されます。
画面上に表示される12個の英単語は、紙などにしっかりメモをして大事に取っておいてください。

もしも誰かに教えてしまうと、ウォレット内の通貨を盗られてしまうので注意が必要です。

先ほどメモをした英単語を順番に選択していきます。

上の画面が表示されれば、メタマスクウォレット作成は完了です!
メタマスクウォレットの画面は、上の画面のような感じです。
これでブラウザ版のインストールと設定は完了です。
メタマスク(アプリ版)
メタマスクはアプリで利用することもできます。
それぞれメタマスクと検索してダウンロードし、アプリをインストールしましょう。
ウォレットの作成は、ブラウザ版とほとんど同じなので、画面の指示に従って進めていけば問題なく作成ができます。
コインチェックでNFTマーケット(Coincheck NFT(β版))の始め方
続いて、コインチェックでNFTマーケット(Coincheck NFT(β版))を始める方法についてご紹介します。
さきほどご紹介したコインチェックの口座開設とメタマスクのインストールがまだできていない方は、先に準備しておくことをオススメします。
NFTマーケットを始めるまでの流れ
では、NFTマーケットを始めるまでの流れをご紹介します。
- コインチェックに口座を開設する
- 日本円を入金して暗号資産を購入する
- Coincheck NFT(β版)にログインする
- メタマスク(MetaMask)を接続する
- CoincheckNFTを購入する
NFTを初めて購入する方にとっては、聞き慣れない言葉もあり「NFTなんだか難しそう・・・」と思うかもしれませんが、順番に進めていくとあっという間にNFTを購入することができますので安心してください。
NFTマーケットの利用を始める方法
さっそく、NFTを購入するための手順について順番に解説していきます。
コインチェックに口座を開設する
さきほど、コインチェックでNFTマーケットを利用するために必要なものとしてご紹介しましたが、まずはコインチェックの口座開設をします。
口座開設をしないと暗号資産を買うことができないため、もちろんNFTを利用することもできません。
さらに、コインチェックで口座開設するためには本人確認をする必要があり、入力ミスがあればさらに時間がかかる可能性も出てきます。
NFTをスムーズに利用できるようにするためにも、口座開設を完了しておきましょう。
日本円を入金して暗号資産を購入する
続いて、NFTを購入するために暗号資産を購入しましょう。
暗号資産を購入する方法は、
- コインチェックのウォレットから「入金」を選択
- 「GMOあおぞらネット銀行」「住信SBIネット銀行」「楽天銀行」の中から選択して銀行振込みをする ※2022年9月より楽天銀行が追加になりました。
- 取引所または販売所で暗号資産を購入する
現在、コインチェックのNFTでは10種類以上の暗号資産が利用可能ですが、出品者のほとんどがETH(イーサリアム)で販売しています。他の銘柄を持っていても欲しいNFTが買えない・・・となる場合もありますので、ETHを購入しておくと安心でしょう。
あとは、取引所で購入した暗号資産をメタマスクへ送金してください。
Coincheck NFT(β版)にログインする
次に、Coincheck NFT(β版)にログインをします。
Coincheck NFT(β版)とは、コインチェックの中でユーザー同士がNFTを売買するプラットホームのこと。

コインチェックの公式サイトから「Coincheck NFT(β版)」をクリックすると簡単にログインすることができます。
メタマスク(MetaMask)を接続する
Coincheck NFT(β版)にログインできたら、さきほどインストール方法をご紹介したメタマスクと接続させます。
メタマスクと接続する方法は、
- Coincheck NFT(β版)の「マイページ」をクリック
- 右上の「Meta Maskに接続」をクリック
- 画面の指示通り進めていき、右上に「Meta Maskに入庫」と出れば接続完了
という流れで設定していきます。

Coincheck NFT(β版)ページの右上にある「マイページ」をクリックします。

Coincheck NFT(β版)のマイページ右上にある「メタマスクをインストール」をクリックします。
すでにインストールできていれば、すぐに接続することができます。
これで、Coincheck NFT(β版)とメタマスクの接続完了です!
Coincheck NFTを購入する
準備が整ったら、早速CoincheckでNFTを購入していきましょう。
Coincheck NFT(β版)のページを開くと、さまざまな種類のNFTが出品されています。
買いたいNFTを選択して「購入確認」をクリック→「購入」を押すだけで簡単に購入できます!
コインチェックNFTマーケット(Coincheck NFT(β版))利用時の注意点
コインチェックでNFTマーケットCoincheck NFT(β版)を利用する際、注意してほしい3つのポイントを紹介します。
NFTマーケットは手数料がかかる
まず1つ目は、NFTマーケットは手数料がかかることです。
コインチェックでNFTを利用する際にかかる手数料はこちらです。
- 入庫手数料 無料(入庫時のGAS費用はお客様負担です)
- 出品手数料 無料
- 販売手数料 販売価格の10%
- 出庫手数料 0.01 ETH※
引用元:コインチェック公式サイト
※出庫手数料は、ネットワーク手数料の変動により手数料を変える変動手数料制となります。
販売する時も手数料を踏まえたうえで金額を設定するなどし、できるだけ損をしないように気をつけましょう。
販売価格が不当に高い可能性がある
2つ目は、販売価格が不当に高い可能性があることです。
NFTは、良くも悪くも出品者が自由に価格を設定することができます。そのため実際の価値よりも高い値段に設定して販売されているものも少なくありません。
このNFTはどれくらいの価値があるのか?をしっかり見極める必要があります。
NFTを購入する際は、似たものがどれくらいの価格で売られているのかを確認してから購入したほうがよいでしょう。
NFTの資産は物理的に所有できない
3つ目は、NFTの資産は物理的に所有できないことです。
本来なら資産は、目に見えたモノを所有することができますが、NFTはそうはいきません。
目には見えても画面上でしか確認することができないため、実際に手に取ることはできないのです。
そのため、NFTは有体物ではないので「所有権」として認められていません。
購入時には価値があったものも、いずれは価値がなくなってしまうというリスクがあることも覚えておきましょう。
まとめ(コインチェック(Coincheck NFT(β版))始め方)
今回は、コインチェックでNFTを始める方法についてご紹介しました。
この記事を読んでいる方の中には、初めてNFTを利用する初心者の方も多いのではないでしょうか。なかには暗号資産には興味なかったけど、NFTに興味を持ったという方もいるかもしれません。
NFTデビューをする初心者さんにとっては、聞きなれない用語も出てきて難しそうなイメージもありますよね。
しかし、手順通りに進めていけばNFTはそう難しくはありません。
- NFTマーケットでかかる手数料を理解する
- 販売価格が正当でないものは買わない
- NFTは所有権として認められていない
この3点に注意しながら、NFTを購入するようにしましょう。
慣れてくると、売買を繰り返してたくさんの利益を得ることもできます。同時にリスクも伴いますので、無理のない範囲でNFTにチャレンジしてみてください。